ともに耕す会について

ともに耕す会は、広島県福山市沼隈町エリアを拠点に耕作放棄地を借り受け、
自然栽培や農福連携の実践を通じて人と土地、そして心を耕す活動に取り組む農コミュニティ。
ドキュメンタリー映画「種まいて、水やって、自然栽培パーティ!」に感銘を受けて発足しました。
年齢や障害、経験の有無にかかわらず、誰もが安心して参加できる場を目指し、地域に根ざした持続可能な循環づくりを進めています。

秦農場との出会い

大麦からはじまる物語

秦農場が、ともに耕す会の丸岡さんから大麦の栽培について教えてほしいと連絡をいただき、栽培の指導という形で関わるようになりました。
当時、私自身は「福祉」という分野に特別な関心を持っていたわけではありませんでしたが、

大麦の栽培を通して、秦農場も間接的に関わるようになっていきました。

出会って間もなく、丸岡さんは手土産に大麦の焼き菓子や惣菜、麦入りご飯などを届けてくださり、その魅力を本当に楽しそうに語ってくれました。

すでに大麦を栽培し、ビールに加工して販売までしていた私でも、

圧倒されるほどの「大麦愛」の持ち主でした。

芽吹き、受け継がれ、風景へ

丸岡さんがなぜそこまで大麦に情熱を注ぐのか。
そして、その思いが「ともに耕す会」という場を立ち上げていく過程へとつながっていく様子を、近くで見るようになりました。

子どもたちに、
大麦のある食卓と、大麦畑のある地球を遺したい。
希望の描ける未来をつくりたい〟
そして福田製粉の坂本さんから大麦を広めて欲しい
という遺言とも言える言葉を受けとった事も話されました。

そんな丸岡さん個人の思いと、ともに耕す会のビジョンに、私自身も少しずつ共鳴していきました。
2023年、丸岡さんに誘われて参加した大麦の勉強会で上映された『種まいて水やって 自然栽培パーティ!』を通して、「農福」という世界観を知りました。

それは、耕作放棄地を福祉事業所と障害のある人たちが共に耕し、働く場と居場所を生み出しながら、再生された土地が地域の人をつなぐ風景へと育っていく営みでした。

育てることの、その先へ

作物を育てることが、人を育て、関係を育て、地域を育てていくことにつながっていく。
その姿は、在来種とともに土地の時間を重ね、揃わないことを問題として扱わず、多様なまま続いていくことを大切にしてきた秦農場の歩みとも、自然に重なるものでした。

にじのびぃるは、そうした重なりの中で育った麦を原点に、時間をかけ、手をかけながらつくられています。

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